「君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな」
Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!『葬送のフリーレン』第1期第13話で、勇者ヒンメルは、なぜ自分の銅像をあちこちに作らせるのかをフリーレンに語ります。長い時を生きるエルフの彼女が、いつか自分たちのことを思い出せるように。その優しさが詰まった一言です。
私は物流の現場で36年、トラックを走らせてきました。いまは親会社の現場で、電動フォークリフトに乗り、荷受けや雑務、人を支える仕事をしています。ハンドルを握っていた頃は、荷物と一緒に毎日が流れていく感覚でした。いまも、気がつけば一日が終わっている日が少なくありません。
そんな毎日のなかで、ふと思うのです。流れていく時間のなかで、自分が「好きだ」と思えるものを、ちゃんと手元に残せているだろうか、と。
ヒンメルの銅像は、未来の誰かへの「目印」だった
ヒンメルの銅像は、自慢のためではありませんでした。時間の感覚が違う相手が、あとから振り返ったときの「目印」として残したものです。
現場で働く私たちにも、似たところがあると感じます。忙しさに追われると、好きな作品を観る時間も、好きな本をゆっくり読む時間も、後回しになりがちです。そのうち「何が好きだったか」さえ、少しずつ輪郭がぼやけていきます。
だからこそ、好きなものをあえて形にして手元に置く意味があるのだと思います。誰かに見せるためではなく、疲れた日の自分が「そうだ、これが好きだった」と思い出すための目印として。
現場作業者こそ、小さな「目印」を持っておく
勤務中の私は、フォークリフトのキーを回すあの数秒で、ブレーキやリフトの動きを確かめ、気持ちを現場モードに切り替えています。逆にいえば、仕事を終えたあとの切り替えスイッチは、意識して用意しないと見つかりません。
好きな作品の本や、小さなグッズが一つ机にあるだけで、帰宅後の気持ちはずいぶん変わります。大きな趣味や副業の話ではありません。「自分には、自分の好きなものがある」と確認できる場所を、生活のなかに一つ作る。それだけで、毎日の流れが少し違って見えてきます。
ここで大切なのは、高価なものを揃えることではありません。続けてきた仕事とは別の場所に、自分のための小さな居場所を置いておくことです。
好きな作品の「目印」を探すなら
もし、好きなアニメの原作本や公式グッズを探してみたくなったら、KADOKAWA公式のアニメグッズ・書籍オンラインストア「カドスト」をのぞいてみるのも一つの方法です。
作品の世界をもう一度ゆっくり味わいたい日や、お気に入りの一冊を手元に置きたい日に、こちらのリンクから詳細を確認できます。大きな買い物をする必要はありません。まずは、自分の「好き」を思い出すきっかけ探しのつもりで眺めてみてください。
まとめ
ヒンメルが銅像に込めたのは、「未来の誰かが一人ぼっちにならないように」という願いでした。私たちも、疲れた日の自分が一人ぼっちにならないように、好きなものを一つ、手元に残しておいていいのだと思います。
流れていく毎日のなかで、自分の「目印」を一つ置く。今日、その最初の一歩を踏み出してみませんか。


