こんにちは、トモシー(大﨑智洋)です。

前回の記事「濃いコンテンツを作る方法」では、心に響くコンテンツの重要性についてお話ししました。

今日は、その第一歩となる「視聴者の期待を見極める方法」について、具体的な実践テクニックを3つ紹介します。

💡 視聴者を理解せずにコンテンツを作るのは、荷物の中身を知らずにトラックを走らせるようなもの。目的地にたどり着けません。

「お客様の立場に立って考える」

— 松下幸之助

経営の神様・松下幸之助さんのこの言葉は、コンテンツ作りにもそのまま当てはまります。視聴者や読者の立場に立って考えることが、全ての出発点なんです。

🎯 なぜ「視聴者の期待を見極める」ことが重要なのか?

多くの発信者が陥る罠—それは、「どんな価値を提供するか」にばかり目を向けて、「誰に提供するのか」を軽視することです。

例えば、僕がトラックで荷物を運ぶとき、必ず確認するのは「何を」運ぶかだけじゃありません。「誰に」「どんな状態で」届けるかも同じくらい重要です。

📦 トラックドライバーの視点

精密機器を運ぶときと、建材を運ぶときでは、運転の仕方も荷物の固定方法も全く違います。同じように、コンテンツも「誰に届けるか」で内容や表現が変わるべきなんです。

視聴者の期待を理解することで、以下の3つが手に入ります:

  • 的確な情報提供: 相手が本当に求めている情報を届けられる
  • 共感の獲得: 「この人は自分のことをわかってくれる」と感じてもらえる
  • 信頼関係の構築: ファンが増え、リピーターになってくれる

📊 方法1: 競合の動画・記事とコメント欄を徹底分析する

競合分析の方法を示すインフォグラフィック。動画視聴、コメント確認、視聴者像の把握の3ステップ。
競合分析の3ステップ

「競合を見る」と聞くと、「ライバルのサムネや構成を真似する」と思うかもしれませんが、それは違います。

本当の目的は、競合の視聴者がどんなコメントをしているか、どんな反応をしているかを知ることです。

🔍 実践ステップ

ステップ1: 同じジャンルの人気コンテンツを5〜10本見る

YouTubeなら再生数が多い動画、ブログなら上位表示されている記事をチェック。「なぜこのコンテンツが支持されているのか?」を考えながら見ましょう。

ステップ2: コメント欄を丁寧に読む

コメント欄には視聴者の「生の声」が詰まっています。

  • どんな言葉に反応しているか
  • どんな質問をしているか
  • どんな意見を共有しているか

これらをメモしておきましょう。

ステップ3: 視聴者像を言語化する

コメントから見えてきた視聴者像を文章にまとめます。
例: 「この視聴者は、自分の知識をアピールしたいタイプが多い」「悩みに共感してほしい人が多い」など。

🚛 トラックドライバーの実践例

僕がYouTubeで「選択理論」の動画を作るとき、まず青木仁志さんや他の発信者のコメント欄を読みます。すると、「職場の人間関係で悩んでいる」「上司の外的コントロールに疲れた」という声が多いことがわかる。だから、僕は実際の職場での体験談を交えて発信するんです。

🏃 方法2: 視聴者と同じ生活をする

視聴者と同じ生活をするイメージ。電車でスマホを見る、朝のルーティン、通勤時間の活用。
視聴者の日常を体験する

これは僕が最も楽しいと感じる方法です。視聴者の生活スタイルに自分を置いてみることで、意外な発見がたくさんあります。

📱 具体例: 通勤時間にYouTubeを見る

もしあなたのターゲットが「通勤中にYouTubeを見る会社員」なら、実際に電車でYouTubeを見てみましょう。

  • イヤホンをつけるのが面倒 → だからテロップは重要
  • 短い時間で見たい → 冒頭で結論を伝えるべき
  • 揺れる電車の中 → 文字が小さいと読めない

こうした「気づき」は、実際に体験しないと得られません。

🎬 アニメで学ぶ「視聴者視点」

『鬼滅の刃』の制作陣は、視聴者が「どのシーンで泣くか」「どこで興奮するか」を徹底的に研究しています。だからこそ、あれほど多くの人の心を掴めたんです。コンテンツ作りも同じ。相手の感情の動きを理解することが大切です。

🚛 トラックドライバーの実践法

僕の視聴者の多くは「働きながら学びたい人」です。だから、僕も仕事終わりに疲れた状態で動画を見たり、ブログを読んだりします。

すると、「疲れているときは長い動画はしんどい」「でも有益な情報なら我慢して見る」といった感覚がわかるんです。

だから、僕のコンテンツは「結論ファースト」「わかりやすい構成」を心がけています。

💬 方法3: 視聴者と直接関わる

視聴者と直接関わる方法。コメント返信、SNS交流、オンラインコミュニティ参加のイメージ。
視聴者との直接的なコミュニケーション

これは最も効果的で、最も正確な方法です。視聴者と直接話すことに勝る理解の方法はありません。

🗣️ 具体的な実践方法

1️⃣ コメントに返信する

YouTubeやブログのコメント欄で、視聴者の疑問や感想に丁寧に答える。そこから「こういう悩みが多いんだな」という気づきを得られます。

2️⃣ SNSで交流する

Twitter/XやInstagramで、視聴者と気軽にやり取りする。「今日はどんな一日でしたか?」と聞くだけでも、相手の生活が見えてきます。

3️⃣ アンケートや質問箱を活用

Googleフォームやpeing(質問箱)で、視聴者の悩みや知りたいことを直接聞く。これは宝の山です。

4️⃣ オンラインコミュニティに参加

自分のジャンルに関するFacebookグループやDiscordサーバーに入る。そこでの会話から、視聴者のリアルな悩みが見えてきます。

🚛 僕の体験談

僕はYouTubeのコメント欄で「職場で外的コントロールされて辛い」という声を何度も見ました。だから、「選択理論で職場を変える」という記事を書いたんです。

記事を公開したら、「まさに自分のことだ!」というコメントをたくさんいただきました。視聴者の声に耳を傾けたからこそ、共感される内容が作れたんです。

💡 選択理論心理学の視点

青木仁志さんが提唱する選択理論では、「相手を変えようとするのではなく、相手を理解すること」が人間関係の基本だと教えています。

コンテンツ作りも同じ。視聴者を「ファンにしよう」「登録させよう」と思うのではなく、「この人は何を求めているのか?どうすれば役に立てるか?」と考える。

それが内的コントロールであり、信頼される発信者への道なんです。

💡 まとめ: 視聴者理解は「共感力」から始まる

視聴者の期待を見極める3つの方法をおさらいしましょう。

  1. 競合の動画・記事とコメント欄を徹底分析
    → 視聴者の「生の声」を拾う
  2. 視聴者と同じ生活をする
    → 相手の視点を体験する
  3. 視聴者と直接関わる
    → リアルな悩みや期待を聞く

「相手の身になって考える」

— 松下幸之助

トラックドライバーとして35年、僕が学んだのは「相手のことを考える」ことの大切さです。

荷物を運ぶとき、受け取る人のことを考える。コンテンツを作るとき、見てくれる人のことを考える。その姿勢こそが、濃いコンテンツを生み出す原動力になります。

次のステップへ。企画の台本化テクニックへ進む道のイメージ。
次のステップへ進もう

視聴者の期待を理解できたら、次は「どう表現するか」です。

次の記事「企画の台本化テクニック」で、効率的に濃いコンテンツを作る方法をお伝えします。