「待った時間」「積んだ時間」「頼まれたラベル貼り」。あとから「どのくらいかかったの?」と聞かれたとき、数字が残っていないと、説明がむずかしくなります。
運送業36年以上。もとは大型車両のドライバーで、現在は荷主側(メーカーの入出荷の現場)で荷受けや雑務を担当している私は、作業を分けて、時間を書いて、同じ計算で出すことが、話し合いを落ち着かせる近道だと感じています。
計算の4つの手順
- 作業を分ける(待機/積込/取卸/付帯作業)
- 時間を出す(終了 − 開始)
- 30分単位にする(端数の扱いは運賃表・契約で確認)
- 単価をかける(単価は、自社の運賃表・契約の数字)
公的な資料では
国土交通省の資料では、運賃は運送そのものの対価、料金は運送以外の役務などへの対価として区別することが示されています。標準的運賃では、待機時間料は30分までは発生せず30分ごとに、積込料・取卸料も30分ごとに計算する考え方が示されています(筆者が確認した範囲です)。実際の金額は、運送契約・各社の運賃表・協議で決まりますので、細かい扱いは、契約や運賃表でご確認ください。
記録シートと計算シートを、1冊にまとめました
計算の手順と記入例(想定)、作業の記録シート、計算シート(1件ごと・月のまとめ)、伝え方の例、相談先を、PDF(7ページ)にまとめました。記入例の金額は、仕組みを説明するための想定です。
▼ 本書(PDF・7ページ/980円)はこちらです。
BOOTHで見る:付帯作業の時間と費用の計算シート
▼ 無料の紹介記事(note)はこちらです。
noteで読む:待機・積み込み・付帯作業を「分けて書く」だけで、金額の話が落ち着く
※この記事は、現場での経験をもとに筆者が考えたものです。法律上の助言ではなく、請求できる金額や結果を保証するものでもありません。個別の判断が必要なときは、専門家や公的な窓口にご相談ください。

