「32歳で冒険者になる」物語を、運送業界で転職を重ねてきた私が読んで
『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』の主人公リックは、32歳まで冒険者ギルドの事務員として働いていました。そこから一念発起して、冒険者を目指します。
Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!「今さら?」と言われそうな挑戦に、彼は「いいじゃないか、何歳から新しいことを始めたって」と向き合います。この言葉を読んだとき、私は自分の転職の歴史を思い出しました。
私は同じ運送業界の中で、数度の転職を経験してきました
私は運送業界で36年、働いてきました。その間に、何度か転職をしています。主な理由は人間関係でしたが、自分に向いている仕事かどうかを考えたこともありました。
ただ、転職先はすべて同じ運送業界でした。庸車(ようしゃ)として働いていた時代には、同業他社の仕事もしていたので、会社の内部事情や、さまざまな役職の方々とも関わりがありました。
リックのように、まったく別の世界に飛び込んだわけではありません。それでも、転職のたびに「新しい始まり」がありました。
転職するたびに変わったのは、「運ぶもの」と「人」でした
同じ運送業界でも、転職すると景色が変わります。長年付き合ってきた大手の運送会社とのご縁も、転職すれば、別の運送会社との新しい関係の始まりにつながりました。
運んできたものも、生活雑貨、衣料品、美術品、家財道具、商業用品、食品と、さまざまです。運ぶものが違えば手順も違います。関わる人も違います。一つとして同じものはありませんでした。
そのたびに私は、「新米」に戻っていたのだと思います。リックが冒険者ギルドの事務員から冒険者になったように、同じ業界の中でも、何度でも「新米」から始められる。そう感じています。
「遅すぎる」かどうかは、年齢では決まらない
転職を考えるとき、多くの人が「この歳で今さら」と思います。私も、迷わなかったわけではありません。
でも振り返ると、転職を重ねて得られたのは、年齢では測れないものでした。いろいろな荷物の扱い方、いろいろな立場の人との付き合い方、そして「環境が変わっても、また一から覚え直せる」という実感です。
リックがギルド事務員として積んだ経験を土台にしたように、現場で積んだ経験は、次の場所でも自分を支えてくれます。
とはいえ、新しい一歩を一人で決める必要はありません。リックには鍛えてくれる仲間がいました。私たちも、話を聞いてくれる相手を持つことは、心強い選択肢のひとつです。
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「いいじゃないか」と言える自分になるために
「いいじゃないか、何歳から新しいことを始めたって」。この言葉を、誰かに向けてではなく、自分自身に向けて言えたとき、一歩目は軽くなるのかもしれません。
あなたが今、「もう遅い」と思っていることは何でしょうか。その理由は、本当に年齢でしょうか。
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